鉛筆の補助軸。
自宅で一番手に取る筆記具は？と問われると鉛筆だ。
一旦は使わなくなって久しかったけれど今年になってまた使い始めた。
とても気軽に使えて、どこででも手に入る。
適当な思いつきや絵などを書き付けるのにちょうどよい。
エコだとか物を大切にといった事は此処では言うつもりは無い。
実利以外の部分の話をしよう。
短くなってきた鉛筆を補助軸に差して使うのは思いのほか満足感がある。
短くなった鉛筆がまた違ったものになり、それはそれで美しい。
ヨーロッパ製のアンティークのエクステンダーなんかが山ほどある。
NHKの某番組で補助軸の特集などしてくれないだろうか。
補助軸自体は安価で色々と発売されている。
愛用の補助軸は神戸の老舗文具店のオリジナル商品である。
素材がはっきり分からないものが多いが、これは真鍮の素地に特殊メッキでアンティーク調に仕上げたものだという。
無理にアンティーク調にせずともと思ったが、素地が真鍮ならばメッキが剥げても味になるだろう。
なにより無駄なロゴなどが入っていないので買い求めた。
この補助軸ならば、愛用している鉛筆の銘柄とのビジュアルの相性も良い。
二本もあれば普通に使っているかぎり一生もつ。
気に入ったとなると拘りが尋常ではない自分のために数十本を集めて選ばせてくれた茶屋町店の方々には記して感謝の意を表したい。
自分はこの補助軸がとても気に入った。
以来、短くなった鉛筆を差し替えては一人楽しんでいる。
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